2020年の初頭から2022年にかけて、猖獗をきわめた新型コロナウィルスに関する、自分のサイトに 掲載した雑多な内容を羅列しておく場所です。一番下は、2回目までのワクチン接種者数の日々の推移を 画像データで示したものが並びます。
今回、SARS-CoV-2というウィルス名、COVID-19という病名がつきましたが、どちらも報道記事では 定着せず、新型コロナウィルスという、次に新種のコロナウィルスが登場したときに、 どのような名称で呼ぶのか、という不安を残したままの名称が使われ続けました。
これは地震などの自然災害について呼称を、発災後それほど経たぬうちに、わざわざ閣議で決めるのと対照的です。 閣議でほかに決めることもあるのに悠長な、と思う向きもあるかもしれませんが、災害がおきて、数十年単位で 振り返る際に、検索性が高まる、という効果があります。
逆に、同じ轍を踏んだのが、厚労省で、100年前のスペイン風邪の記録はあるものの、 当時の新聞が、現代では使われていない、流感、流行性感冒、という言葉で記事にしたため、 現代の感覚で新聞記事検索を行っても、まったく記事が出てこない、という事態になりました。 （2020年2月18日に、南日本新聞社会館にて、受付の方と”スペインかぜ”で検索したところ、 1996年頃までしか遡れないことが分かりました。また、検索コーナーで自分で、大正期の記事を探しましたが、 まったく出てこなかったため、まず“その現象をさす言葉が当時と現代では、違っていたのではないか” という結論になり、SNSで助けを求めたところ、高校時代の友人から”流感”と言われていた、と教わった次第。） おそらく、今後、同じような事態になることと思います。 たとえば、現在、小学校にあがった子どもたちが将来、小学校時代に起きていたことを振り返ったり、 当時の大人たちの雰囲気を知りたがったり、という場合に支障すると思われます。 願わくば、新型コロナウィルスの記事に、タグとしてCOVID-19やSARS-CoV-2という文字を埋め込んでいただいて 検索性を高めていただきたい、と切に願う次第。
始まってすぐに思い至ったのが、スペイン風邪であり、トップページに下記の記事を記載。
温故知新：
大正七年十月、鹿児島県下にこの第一波が押し寄せると、まず鹿児島師範付属小学校の生徒が集団欠席したのに続いて、 加治木の柁城（転記者注：だじょう）、錦江小、そして全県下の各学校がまたたく臨時休校した。
鹿児島市の専売局タバコ工場をはじめ、あらゆる職場の人間がたおれたために社会活動は
マヒ状態。鹿児島電気軌道の電車も四十五台のうち十一台しか動けなくなった。(転記者：現：鹿児島市交通局）
鹿児島・鹿児島朝日両新聞も印刷工が集団欠勤したために八ページの新聞を
四ページに減らし、読者に社告でわびるありさま。（転記者：1942年に二社は統合し、現：南日本新聞社）
（中略）そうして、県衛生部の統計によると、
大正七年の十、十一月だけで、県下の患者数は県人口のほぼ五割にあたる七十三万人を越え、
たちまち五千五百五十四人の死者を数えた。（中略）どっこい、八年の暮れになると、
この流感はふたたびはげしい勢いで県下を席けんした。
以上、鹿児島県百年（下）南日本新聞社刊 第十七章
厄災無情 スペインカゼ流行 より
（転記者：1918年末時点で鹿児島県の人口は145万9924人。国内平均37％に対し、
感染者の割合が51％と他地域より高い数字を示しました。なぜ？という問いはわかりかねますが、もともと
鳥由来で豚を介した感染症だったので畜産県の鹿児島で高かったのか？
離島があるから？などの可能性はあります。）
なお、災害発生時の事業継続計画（BCP）の分野で40％の欠勤率で
業務を動かすように想定する、という数字の根拠はこのスペイン風邪の国民37％の罹患率からきているようです。
非常時に、通常通り実施すべき業務と、やらないで良い業務、追加で発生する業務を明確にしておくことが必要ですが、
作っておくと、通常時の人員不足に対処できる、などの副次効果はあります（実感）。
スペイン風邪は 1918年春から1921年夏ころまで世界で猛威を振るったインフルエンザです。（当時の記事では、“感冒”とか“流感”と記載。 当時の記事の見出し例：感冒、猖獗を極める）西班牙風邪、感冒で検索すると、内務省の記事などがヒットします。
100年前の状況。平凡社のサイト。内務省衛生局の記録。2020年4月中は無料で全文が読めました流行性感冒 「スペイン風邪」大流行の記録）その中から、季節変動をみるために全国と鹿児島県内の月間の状況を拾い出してみました。
当時の技術では無症状感染者は拾えなかったはずですので、今ふうに言うなら、発症者数、と言い換えられるでしょう。
沈静化したとして・・、秋冬がいつから始まるか、が重要だと思います。（と思いましたが、掲示板にも書いたとおりで、
締め切ったところでクラスターが・・・。2020年9月までは大丈夫、と思っていましたが、なかなか難しい状況）。
潜伏期間が短く（数時間から4日の説があった）あっという間に
先に発症した人が多かったスペイン風邪と、昨今の感染症を比較するのは難しいのですが、過去を知ることで、少し先を予想することの一助になれば幸いです。
過去のデータは数値でしかなく、実情はわかっても、取り扱いに困ることは多々あるのですが、
このような当時の雰囲気を知る、という意味で地元新聞社の記録は貴重です。もっとも、当時の流感の記事は
紙面のうち県内版に小さく扱われているだけでした。ただし丹念に読めば、今日はある村で29人が亡くなった、
一家三人が亡くなり全滅した、などという凄惨な内容はきちんと記されています。
一面は、当時の第一次大戦の戦況から、講和会議への流れが
大半を占めていました。ラジオすらなかった時代です。なお、その後、2020年5月31日から“忘れられた厄災”と題して
南日本新聞の紙面で5回程度の特集が組まれ、100年前の町の様子を記事から拾い出す試みがなされました。
100年前から人類は何を獲得し、進歩したのか、ということは、多角的な面から検証が必要でしょう。
デマという点では、今回もトイレットペーパーその他の物資が不足していないのにあおられて店頭から消える事態となりました。
ただ、近代国家の仕組み、とりわけ税金を徴収する代わりに国（に代わる地方自治体）が国民・市民の衛生状態を確保する、という
仕組みはおおむね機能した、と評価して良いと思います。これはワクチンの接種の優先順位の付け方とその速度、という点で
如実に現れましたが、その半面、飲食店の営業制限とその損失補填などをはじめ、行政の動きに疑問符がついた部分もありました。
しかしながら、経済活動もさることながら、近代国家は蛇口をひねればとりあえず安全な水が出る、水道水の供給の仕組みをはじめ、まず
“（戦時はともかく、平時に国民が）死なない、死なせない”という部分を守る必要があり、
死亡率の高かった高齢者を優先して接種するなど、この部分は確保できたと思っています。
個人的には、近代国家の仕組みそのものが、感染症と戦ううえで、人類が見つけた対応策だと感じました。
(領主様が好きにやっているところでは疫病が流行する。軍事政権など政情不安定な国は、そもそも衛生について考える人が消されたかで
残った人で考えがそこに回らないから、衛生状態が悪くなる、という感じかと。）。ネットワークで人々を管理する
隣国が早期に立ち直っていましたが、民主主義国家の敗北にならないか、という部分は少し心配。
見てて興味深いのは、当初、桁数でグラフ、などと書いていましたが、よくよく見ると、全国で、倍、倍、半分、半分、という増減をしています。
これはこの秋口からの新型コロナのPCR陽性者数を厚労省のサイトから引っ張ってきて月別で追いかけていても同じような動きをしています。
（厳密にいえば、1.7倍ずつの増加ですが、おおざっぱに倍、倍、という増え方をしています）。
これは、生物学上での数の増え方、１，２，４，８，16,32,64,128,256といういわゆる鼠算式の数字に似てきています。
食品衛生に携わる方が、衛生講習などで、食中毒に注意しましょう、5分に1回菌が増えると、1個の菌は5分で2個に、
次の5分で4個に、その次の5分で8個に、・・・・ちょっと油断したら食品が菌まみれに！という話を必ず受けますが、これと同じことが感染者数でもいえます
（どの条件が整えば2倍になるか、条件を取り除くことで、その速度を緩められるか、というのが数理モデルです。
食品だったら水分を減らす、低温に置く、酢などでｐHを下げる、などですね）。
ちょっと頭においておくと、感染者数の数値の見え方が変わってきますので、置いておきます。
まぁ、100年前の人口全国5600万人に対し鹿児島県が145万人で全国11位。農業県の新潟が全国6位だったことも SNSで大いに話題になりましたが、全国の人口が2倍になったのに、鹿児島県の人口は2021年10月で160万人を切りました、 という報道。つまるところ、2倍になるはずの人口は大都市圏に流れて行っており、関東の神奈川・千葉・埼玉などにも 逆転された、という流れです。そして高齢化は確実に進行しており、2021年時点で、65歳以上の高齢化率は 鹿児島県は32.9％、つまり33％で県民の約1/3は高齢者、という人口構成となりました。 この高い割合が、ワクチンを国はバカスカ打っているのに、そもそもその年齢層は職場にほとんど存在しないので、 ワクチン接種って都市伝説じゃないの？というくらいに、労働人口の層になかなか順番が回ってこない一因にもなりました。
職場で、上司が県内の感染者数をあたっていた際に気づいたのが、70代感染者数が少ないことでした。 こちらは、自分で調べた結果からの推察ですが、全国で高知県に続いて2番目に高齢者の独居率が高いこと、まだまだ自分で動けることから、 デイケアなどのサービスを受けている割合が低く、近所で買い物に出る以外に他者と接する割合が 少ないために感染リスクが低い、という可能性がありました。逆にそれより高い世代はデイケアなどで 人と接し、集団で生活するために感染リスクが高い、という考えができました。
ワクチン接種は当初、もたつき、米英に大きく水をあけられていましたが、非常に速い速度で接種率が向上し、 米国を逆転しました。 これは人口密度が高く、また都市人口率が高いために日本人の方が危機感があった、という事情があるようで、 たとえば、米国の都市人口率は81％なのに対し、日本の都市人口率は92％にのぼります。 100から都市人口率を差し引けば、即ち、田舎住まいの人口率、ということにもなります。
つまり、田舎住まいで、買い物は月1回で伝染病と無縁、という人が多い米国に対し、
隣のイオンまで100�劼世韻彬莉宜圓�ます、という人たちが最低頻度、というくらいに買い物に出かける
日本人との対比はあると思います。
（その頻度の差が、そもそもの食品安全への考え方の差になり、賞味期限が長い分、
メーカー責任なのか、使用者の責任なのか、責任の所在の区別がつきづらい上に、訴訟社会で
裁判は証拠主義の米国で、メーカーでの製造記録の作成と保管が重要視されるのもうなづけます。
そして、都市人口率81％ということは、田舎住まいは米国民の5人に1人、人口にして日本の半分の6千万人！
ま、こちらは稿をあらためて・・・）
ワクチン接種は諸説ありましたが、個人的には植物系ではあるものの分子生物学系の研究室に在籍していた経験から、
卒業した直後にこんなことがあったんか！という気持ちがありました。
大学の専門書、そして高校の生物の教科書を久しぶりに開きました。
早死にする、とか諸説デマが流れましたが、接種率が高いところをみるとそこまで 大きな流れにはなりませんでした。なんとなく、ジェンナーが天然痘のワクチンとして 牛痘を接種したときに、”あれを打つと牛になる”という噂が流れたのに似ています。 しかも、滑稽なことに、あのワクチンは”ウシがたまたまかかっていたウマの病気”であったことが 後年の分析で判明しており、”ウシになるのは全くのデマで、ウマになる、ならまだ分からんではないが・・・” という話だったようです。日本なら、“食後すぐに横になるのと、牛痘（馬痘）のワクチンを打つのと どっちがウシになりやすいか”などという話になったりならなかったり・・・。
副反応という言葉自体が初登場で、そもそも、医薬品の使用において、目的以外の反応については副作用という言葉が対応していました。 WHOの副作用の言葉の定義は、”疾病の予防、診断、治療のため、又は身体の機能を正常化するために、人に通常用いられる量で発現する医薬品の 有害かつ意図しない反応”であり、副反応という言葉自体、ガダルカナル島から“撤退”するのを“転進”、といったくらいめちゃくちゃ怪しいのですが、 mRNAワクチンの副反応とやらは、マイルドではない上に、人によって出方が様々で、混乱を引き起こしました。 緊急ゆえに体重に応じた量がなく、一律で決定したことなどが影響したようにみえましたが、なんとなく年齢と家系に 似通っている様子があり、血を分けたほぼ同世代の兄弟・姉妹の様子が自分の反応に近いようにもみえました。 このあたりは今後の分析が待たれます。
その一方で、接種の努力義務、という予防接種法第9条の文言が独り歩きした部分がありました。 この努力義務というのは、衛生レベルが高く、世相が落ち着いてきたからこその内容で、 戦後すぐに制定された当時は、罰則を伴う義務でした。それが罰則抜きの義務となり、その後 努力義務、というまぁ、迷ったら打ってよ、くらいの感じとなりました。
リスクとベネフィット、という言葉も出ましたが、たしかに重症化リスクが高く、感染力が強ければ
強い副反応となっても接種した方が利益となります。
ただし、変異し、症状がマイルドになってくると、強い副反応が逆にリスクとなってきて、感染するリスクを上回る
可能性もありますので、3回目接種の接種率がどうなるかは2021年の年末時点では不明です。
ワクチンの原理についても記載しておりました。
基本のき、ということで、まずは、セントラルドグマを。
DNAが転写され、RNAができ、RNAが翻訳されてたんぱく質ができます。この順番がセントラルドグマです。
細胞の核内にDNA、つまり遺伝情報の原本が収まっています。必要なときは、原本は外に出さず、RNAというコピーを核の外に出します。
外に出たRNAは、細胞内小器官であるリボソームで、翻訳され、アミノ酸がくっついて大きくなりたんぱく質となります。
必要なくなったＲＮＡは分解されて消滅します。
・・・という流れは、高等学校の生物の教科書に書いてあります。ぜひともこの機会に復習を（・・・、25年も教科書持っていたのか・・・ｗ）。
そこがわかれば、あとは、
１.ヒトの細胞膜は何かしら物質を伝達する性質を持つこと、（例：毛細血管から酸素を受け取り、二酸化炭素を渡します。
栄養素の受け取り、老廃物の引き取りもさせます。）、それから
２．
新型コロナウィルスは、コロナ、王冠とかトゲトゲみたいにみえる形状であるスパイクたんぱく質と呼ばれるものがヒトの細胞の表面にとりつき、
細胞膜の受容器官（ＡＣＥ２だったか。ざっくりですので、細かい仕組みは省略）にとりついて、最終的に融合してＲＮＡをヒトの細胞に送り込みます。
・・・なんかを頭に入れると、今回の新しいワクチンの仕組みは理解できるかと・・・！
具体的には、mRNAワクチンには、スパイクたんぱく質を規定するmRNAが入っています。たんぱく質に翻訳すると、トゲだけが出来ます。
コロナウィルスの本体は入っていません。
ＲＮＡは非常に不安定で壊れやすい（＝分解されやすい）です。ヒトの唾液や手の汗でも分解されます。
そのため、ワクチンのＲＮＡは脂質によって包まれています。注射をされると、脂質によって保護されたまま、ヒトの細胞（マクロファージ）に入ります。
細胞内で脂質が分解され、ＲＮＡが露出します。そのＲＮＡはリボソームで読み取られます・・・！
たんぱく質に翻訳され、できたのはコロナのトゲ(スパイクたんぱく質）です。これが体内の免疫機構に補足され、このたんぱく質が
異物としてみなされ、免疫に記憶されます。つぎにモノホンのコロナがきたときは撃退してくれます。メデタシメデタシ。
ちなみに数日程度で、ＲＮＡは分解されて無くなります。コロナウィルスの本体のＲＮＡには、ＲＮＡからＲＮＡを作りなさい、という
酵素を規定する配列が含まれており、感染したヒトの細胞の中でウィルスのＲＮＡをジャンジャン増やしますが、そんな情報は
ワクチンには含まれていません。
（このＲＮＡからＲＮＡを作りなさい、という部分を阻害する作用をするのが、昨年春先に期待されていた治療薬、アビガン）。
ただし、コロナのトゲトゲに変異があったときには効かなくなります。
ですので、効くのかなぁ、と世界中の研究者たちが、アルファ株（英国で発見）、ベータ株（南アフリカで発見）、ガンマ株（ブラジルで発見）
、デルタ株（インドで発見）の変異株を調べています。まぁ、効くらしいですけどね。
・・・・最新の情報は、ここに置いていても 陳腐化しますので、医学系のジャーナルでも、ニュースサイトでも、各自で、ご確認願います。
なお、ファイザーとモデルナのワクチンは、どちらも新型コロナウィルスのトゲ（スパイクたんぱく質）の1273あるアミノ酸配列 （RNAの3,819塩基配列に相当）を全て規定しています。また、RNAのA,U,C,G（それぞれアデニン、ウラシル、シトシン、グアニン）の４つある配列のうち、 Uのウラシルを構成するウリジンという物質が、tRNA（トランスファーRNA、リボソームでmRNAの配列に対応するアミノ酸を運んでくる）のウリジンと 同じシュードウリジンという物質に置き換えられています（発現性が各段によくなるんだと。iPS細胞の選別にも使われる技術。 うまくiPS細胞に分化していない細胞を患者の体内に入れると癌化します。 管理人は良く知らんけど。）。開発については、入れ物であるmRNAワクチンの構想が2005年に論文が発表されました。 中身であるウィルスの解析は、以前2002年頃に流行したSARSと70％程度、塩基配列が似ている、ということで 構造そのものの分析はかなり進んでいました。そのために入れ物と中身が用意された状態でしたので、 ガッチャンコするのも早かった模様。なお、ファイザーとモデルナの最大の違いは、mRNAを包む脂質の違いで、 安定性が低い分、体内で分解されやすいのがファイザーで、マイナス70℃の超低温保管が必要な一方で、体内では速やかに 効果が出て免疫までできるのが特徴（1回目から2回目までは3週間、2回目接種後一週間で免疫獲得。）。
その逆がモデルナで、マイナス20℃と、そのへんの冷凍庫でも保管できる（今回は、医療用の専用冷凍庫の確保が求められます）一方で、
脂質が安定している分、分解もゆっくりである点が違うようです（1回目と2回目の接種に4週間空ける、免疫獲得は2回目から更に2週間後）。
（出典：
＜走馬灯の逆廻しエッセイ＞ 第28話「コロナウイルスへのメッセンジャーRNAワクチン」日本RNA学会の内容より、管理人推測
(今回の新型コロナウィルスのRNAは29,903塩基対。大腸菌で
500万塩基対、ヒトで60億塩基対です。ヒトがたった3万足らずのウィルスに悩まされるのが生物の奥深さですね。）
日本国内でも新型コロナウィルスへのワクチン接種が進んでいます。接種速度は下記画像のとおりです。
接種回数＝首相官邸サイトより取得。年齢は年齢各歳別人口（令和元年）より。余談ですが、 1箱で1,170回分（ファイザー）です。接種率も上がり、いったん落ち着く兆しが見え始めています。ただし、その後の行動制限緩和如何によっては 再び上がる可能性がありますので油断禁物。2回目接種率が7割超えたあたりで感染者数の状況を見つつ、2021年6月30日分から掲載していた 画像の更新を10月26日までで止めました。あとは週1程度の気まぐれ更新に移行。
過去分を羅列してあります。首相官邸のサイトにワクチンデータベースに登録された数字がエクセルファイルで 置いてあり、そこからデータを持ってこられるようにしてありました。登録が即日反映ではない病院が多いために あとで接種済みの人数が増加しています。面白いのは、当初は土日が休みで高齢者向けに平日の 接種数が多かったのが、夏以降、労働者人口に移行して、土曜日に接種回数のピークがくるようになって きました。これは週休2日で土曜日に接種して日曜日に副反応をやりすごそう、という流れと推測されますが、 土日休みではない管理人をいらだたせる結果になったりならなかったりしました orz
