じつは99年の開設当初から西遠交通車両ラインナップの 一番下にひっそりと置いていたんですが晴れて独立コーナー化しました。 当時は富士重の7Eと三菱MR410、いすゞLVくらいしか バスモデルといわれるものはありませんでした。 8年前の開設当初と比べると鉄道模型界の手詰まり感の 打破というか、新しい顧客層の掘り起こしというかでバス趣味も脚光を浴びるように なっています。バスコレは、MP118などの第一弾には 反応しなかったのですが、幼い頃に横浜市営の浅間町営業所エリア(日野車を集中配置) に住んでいたせいか、日野のHTに反応してしまい5年ぶりに製作を 再開してしまいました。 さらにアオシマから1/32のビッグスケールバスの発売。コレクションすると 部屋の中がとんでもないことになるので集めませんが、やっぱり 横浜市営だけは手元に置きたいので買いました。 色々思い出とか混ぜながら解説していきます。全国に650近くあると言われる バス事業者を全て作るのはなかなか難しいことですので、オロッと琴線に触れた 車両だけ模型化していこうかと思っています。 地域別にまとめてみることにしました。台数が多いところだけ事業者別になりますのでご了承ください。塗り替えメインで、加工はほとんどしておりませんので色見本帳として みていただければありがたいです。北海道地区 11事業者(宗谷バス・士別軌道・沿岸バス・網走バス・十勝バス・札幌市交・苫小牧市交・じょうてつ・JR北海道バス・函館市交・函館バス)
東北地区 6事業者(青森市交通部・弘南バス・南部バス・宮城交通・東日本急行・秋田中央交通)
関東地区 6事業者(東京都交通局・JRバス関東・茨城交通・東京空港交通・千葉交通・東京急行電鉄)
横浜市交通局 神奈川県下の7事業者(川崎市営・臨港・相鉄・京急・江ノ電・箱根登山・伊豆箱根)
東海・甲信越地方 7事業者(名鉄・東濃鉄道・長電・信南交通・上電バス・名阪近鉄・三重交通)
静岡県 5事業者(東海・静鉄・掛川バス・遠鉄・浜松市営)
番外編:1/32千曲バス
北陸・関西地方 6事業者(富山地鉄・江若交通・和歌山バス・伊丹市営バス・神戸フェリーバス・神姫バス)
中国・四国地方 5事業者(岡山電気軌道・日ノ丸自動車・JRバス中国・山口市営バス・伊予鉄バス)
北部九州地区 6事業者(西鉄・九州急行バス・北九州市・昭和・佐賀市・大分バス)
中部九州地区(長崎・熊本) 5事業者(長崎県営バス・西肥自動車・熊本市営バス・九州産交・熊本電鉄)
南九州地区(宮崎・鹿児島・沖縄) 7事業者(桜島町(現鹿児島市交通局)・南国交通・JR九州バス・鹿児島交通・林田バス・福留交通観光・東陽バス)
番外編 : おっきいやつ=1/32スケール
マイクロエース(旧エルエス) 鹿児島市営タイプ/ボンネットバス BXD30
サンバイザー・運転手装備の鹿児島市内3社局。左から鹿児島市交通局、南国交通、JR九州。1/32が増殖中。
番外メモ 一口メモ(完成品をいじるときの手引きみたいなもの) こういうことをしてみたかったりする...。逆に1事業者1台だとこういう遊び方しか出来なかったりしますが。
2006年鹿児島市交通局ゆ〜ゆ〜フェスタにて展示。手前は路面モジュールです。番外メモ フリーソフトとExcelを使ってMDプリンタのドットレス印刷に挑戦
私が愛してやまない日野ブルーリボン。バスコレは年式がやや 新しいですね。横浜市営のP-HT233シリーズが小学生だった頃の私の一番のお気に入りでした(特に88年や89年の導入車)。形式もメーカーも 分かりませんでしたが、形態的な違いはほぼ網羅していたので、 今ネットで見て”(年度別の仕様変更など)こういうことだったのね”と納得できることが たくさんあります。いい時代になったものです。
なお、私の属性は 前中引戸が一番しっくりきて、次に前中折戸、ラッチ窓萌えで メトロが次で逆T字は馴染み薄(横浜博がらみの相鉄車しか知らん)、 日野マンセーで三菱はMP218シリーズ以降がよし、いすゞは キュービックの窓の大きさに感動した小学生4年、 5E・7Eは馴染みがありますが、相鉄3Eと日野REの区別が付かなかった 小学生時代をすごし、西工は今でも馴染みがほとんどなくはんぺん・カマボコって何?って感じです。たぶん、関西の人と九州の人から、えーっ、と 不満の声が出るような属性ですが....、スミマセン。
手順書作成
仰々しい名前ですが、片っ端から公式・非公式側・屋根の写った画像を引っ張ってきてwordで縮小して貼り付け、これを4〜5社分集めてA4に印刷します。ウチで数台立て続けに完成した後、しばらく更新がないのは、この作業を行っているからです。プリントアウトした紙に指定した塗料を書き込んでいきます。これで帯の幅、位置の見当をつけ、机の上で作業が完結するようになりました。なお、手順書で知りたいのは塗り分け位置の情報だけですので最悪、モノクロプリントでも問題ないです(一応カラープリンタでやっていますが)。
手順書の補足
公式・非公式・前面までは画像が拾えることが大半ですが、拾えなかった場合はペーパークラフト系サイト、さらにはバスアイコン系サイトをあたり、こちらで屋根や後部の塗り分けを知ります。このあたりからはイチイチメモすることはなく、ほとんど脳内作業で完結します。
塗り分け位置の目安化
塗り分けはバンパーなどの位置関係で目安をつくります。
バンパーの高さにあっているのか、はみ出しているのか、
側面パネルモールドの上か、下か、というところで検討を加えます。ラインが細すぎる、など能力を超えていた場合はバランスを崩さない程度にアレンジを加えます。
帯の太さの検討
ぶっちゃけ、四段階に分けているだけです。AIZUプロジェクトのマスキングテープが容易に手に入るのでこれに従っています。即ち製品ラインナップそのままで、極細ライン=0.4ミリ、細ライン=0.7ミリ、中ライン=1.0ミリ、太ライン=1.5ミリで、そのうちのどれかに当てはめています。1.2ミリ付近の場合は自分でテープを切り出しています。
あとはスプレーでぬるぽするだけです。とりあえず自分でガッ。